2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

サバイバーの方の手記掲載のお知らせ

8/22に発売された「婦人公論」に 「レイプ加害者は上司だった。弱い私が格闘した涙の軌跡」が4ページにわたり掲載されています。サブタイトルは「会社の“保身”にも傷つけられて」とあります。サバイバーの方の手記です。 性的描写はなく、淡々と当時の状況…

“暴力”  “人権” を改めて考える

森田ゆり氏の著作 「エンパワメントと人権」を読んだ。 とってもしっくりくる中身の本だった。多分、どんな人が読んでも、心に響くところはあるのではないかと思った。優しい語り口でとても読みやすい。 CAPプログラムのことを書こうと思って読んだのだけ…

防犯を呼びかけるのが警察の仕事なのだろうか

前回に続いて、警察の話。 以前のエントリで、警察は、「夜道・一人歩き・見知らぬ男」を性犯罪の代表的なものと捉えている、という感じはしていたけれど。最近教えていただいたお話で、ぎょっとするようなことを聞いて、「感じ」どころではなく、ほとんどそ…

何の“芽”を摘むのだ?

最近、似たようなニュースをたくさん見るのだけれど、またか・・・というのを見つけてしまった。 毎日新聞の宮城県版のようだ。 性犯罪:増える傾向の夏に県警、女性1人歩き「振り返って」 /宮城 女性の服装が薄着になる夏は、強制わいせつなどの性犯罪が…

警察も検察も司法も、「正義の味方」じゃないという現状  2

8/17に行われた「性暴力禁止法をつくろうネットワーク」主催のシンポジウム「性暴力被害者が訴えやすい裁判に 〜 裁判員制度と性暴力被害者の人権」では、 裁判員制度の件だけではなく、そもそも司法制度が男性中心主義だという点で問題が多いという根本…