2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

まだ「日本は性犯罪が少ない」なんて言ってるし〜

■オタク入門中ブログ■ 「性犯罪的な意味のミニスカート論争はうんざり。」http://blog.livedoor.jp/entertheotaku/archives/51696237.html からトラックバックをいただいた。 全く読めてないし、都合の悪い事実は「仮説」として、 「真偽のほどは」なんてア…

性犯罪を容認する発言を許す産経新聞へ抗議しました

11/25 水曜日、産経新聞の「オピニオン」という記事で、曽野綾子氏がとんでもないことを発言しています。 文章全体が、あまりに非論理的で、つっこみどころが満載なのですが、 曽野綾子氏、ノック事件から10年、全く認識が変わっていないようです。 ノック…

レイプキットの謎

何度か過去記事で言及したのだけれど、 現状、レイプクライシスセンター(ワンストップセンター)がない日本では、 被害後、警察に病院に連れて行ってもらわないと、適切なケアが受けられない。 なぜなら、警察しか、レイプキット(証拠保全などに使うもの)…

更正、保護観察、再犯対策・・・今更なメモ

注目されだしたから慌てて真剣に更正を考えるらしいの記事で書いたとおり、絶望的刑事訴訟システム後進国の日本は、裁判員裁判で関心が高まってきて慌てて、更正に力を入れ始めるそうです。 外圧がないと変わらないのって、どうなんだ、と、つくづく呆れてし…

注目されだしたから慌てて真剣に更正を考えるらしい

裁判員裁判が各地で一斉に始まりだして、胸が痛むとともに、 いろんな報道を見て、何を今更、と、思うことが多い。 そんなの、ずっと前からそうだったでしょう、というくらい、根本的なところが問題視されている。 裁判員裁判に限らない、とつくづく思う。 …

自己嫌悪におちいったとき

手放せない本。 「生きる勇気と癒す力」。 なんだか疲れた・・・と思うとき、読みたい箇所だけ読むと、ふしぎと心が楽になる。 今までは、この本に書いてある、虐待者は、加害者のことだけだと思っていたけれど、 二次加害者、三次加害者も入るのだなあとつ…

過去の亡霊

私は、自分の意思の及ばぬところで、 被害に遭ったということが知れ渡ってしまったせいか、 二次加害者というか三次加害者が多い。 知らない人が見に来たり。 知っている人からあれこれ探られたり。 はては脅されたり。 ほんとうにほんとうに、嫌な思いをし…

冊子「『あなたは悪くない』と言ってあげられますか?」のご紹介

性暴力をなくそうキャンペーンの一環として、小林美佳さん、大薮順子さんがつくられた冊子のことが、新聞等で紹介されましたので、こちらでもご紹介させていただきます。http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=16598より転載 (※冊子の写真もあるので…

被害者に口なし

某芸能人の公判の模様の報道を見て。 「たぶん差はここ」のエントリで書いたことは、やはり当たっているのだなと思った。被告人が、一緒にいた女性が亡くなったのをいいことに (それについての裁判は別途行われるようで、捜査中とか)、 勝手なことを言って…

それは、ほんとうにあったこと

前のエントリで、 被害そのものの記憶がない、ということを書いた。 まったくないわけではないが、イメージのようなものでしかない。 そのイメージは、まるで幽体離脱のように、 意識がとんで、遠くから自分を見下ろしているようなイメージだ、というような…

言葉にできない孤独

私には、被害そのものの記憶がない。 いつなくなったのかはわからない。 フラッシュバック注意、と書かれてあっても、よく意味がわからなかったくらい、 いつもいつも被害が頭の中で再演されているような状態だったりもした。 でもそれさえも、断片的ではあ…